今からFXを始めようとしてる人にとって心配の一つに

借金をしてしまう可能性があるのか?

というのがあると思います。

今日は、FXで借金をする可能性があるのか?しない為にはどうしたら良いかをお伝えいたします。

 

FXで借金をしてしまう可能性があるのか?

まずは、結論から。

FXで借金をしてしまう可能性はあります!

ただし、心配しないで下さい。

正しい知識を身に着けて、正しく取引を行えば

借金をする可能性は小さいです(ゼロではありません)

 

FXで借金をしてしまう2つのパターン

借金パターン①:ロスカット

FX会社のルールで強制ロスカットという物があります

強制ロスカットとは、証拠金以上に損失が出た場合に、ポジションを強制的に決済されてしまう仕組みです。

 

基本的にはこの強制ロスカットの仕組みのおかげで、

お金がマイナスなる事はないように出来ています。

 

しかし、以下の2つのパターンの時にこの強制ロスカットが機能せず、

マイナスになってしまい、追加でお金を払わないといけなくなることがあります。

①-1:週末(為替市場が動いていない時)に、大きな値動きがあった場合

週末など為替市場が開いていないときに、重大にニュースなどが流れた場合など

週明けに為替市場が開いた場合に、強制ロスカットにかかる価格よりも

もっと大きく動いている可能性があります。

 

この場合、その時の価格で成り行きで決済されてしまう為、

マイナスになってしまい、多額のお金を追加で支払いを行わいといけなくなる事があります

 

①-2:指標発表による大きな値動き

もう一つが指標発表による大きな値動きがあった場合です。

この時は強制ロスカットが間に合わず、

決済された時にはマイナスになってしまう場合があります。

また、スプレットも大きく開く事があるため、同じようにマイナスなる可能性があります

 

借金パターン②:負けを取り返そうと自分で借金する

①でお伝えしたように、よほどのことがないと強制ロスカットにかかり、

マイナスになる事は少ないといえます。

 

FXで借金を作ってしまう一番多いパターンは、この②の自分で借金するパターンです。

FXはギャンブル要素もとても多い投資商品になります。

 

負けが続き、その負けを取り返そうと思うと、

大きなロットでエントリーしたくなってしまいます。

 

そのために、借金してお金を用意し、さらに大きなロットでエントリーする・・・

この繰り返しで、多大な借金をしてしまう人がいるようです。

もうこうなってしまうと、ただのギャンブルでしかないですね。

 

FXで借金をしないための5つの対策

ここまでFXで行うと借金をしてしまう可能性があるよとお伝えしてきましたが、

ちゃんと対策を行えば借金をするリスクは限りになくゼロに近づけることが出来ると考えています。

私が考える5つの対策をお伝えいたしますので、参考にしてください。

借金対策①:週末にはポジションを決済し、持ち越さない

まず1つ目は、週末にポジションを持ちこなさないことです!

週末にはどんな事が起こるかわかりません。

要人の発言や、為替に影響が出るような企業の重大なニュースなど。

 

ですから、金曜の夜にはポジションを決済し、新規エントリーも行わないことをお勧めします。

 

借金対策②:指標発表前にはポジションを決済する。(新規エントリーも行わない)

2つ目は指標発表前にポジションを決済することです

指標発表の際も、どんな事がわかりません。

大きな値動きになり、強制ロスカットが働かない事もありますし、

スプレットが広がってしまう場合もあります。

 

重要な指標発表などは予定が公開されていますので、

指標発表前に決済して、新規エントリーも控えましょう!

 

借金対策③:レバレッジを掛けすぎない

3つ目は、レバレッジを掛けすぎない事です。

FXのメリットとしてレバレッジをかける事が出来ます。

少ない証拠金で多くの取引が出来るんですね。

 

ただし、レバレッジを掛けすぎると、

リターンも大きくなりますが、その分リスクも大きくなります。

 

強制ロスカットがきかず、損失が出る場面でも

レバレッジをかけすぎないようにしていれば、

借金をしないと返済できないほど大きなマイナスになる事はありません。

 

借金対策④:余裕資金でFX投資は行う

借金パターン②の対策として、FX投資を行うのは余裕資金で行う事です

生活費をけずってまで、投資に回していると

負けた時になんとかして取り返そうと、冷静な判断ができなくなってしまいます。

 

投資はあくまで投資ですので、生活費を除いた余裕資金で行うのがベストです!

 

借金対策⑤:自分が冷静でいる事出来る金額を把握する

最後は私の経験からなのですが、

自分が扱うことが出来るお金の金額というには決まっていると思われます。

 

私の場合、3,000円程度の品物であればそこまで悩む事無く購入することが出来ます。

5,000円を超えるとちょっと買うかどうか悩みます。

 

おそらく私のお金に対する許容範囲が3,000円~5,000円の間に現在はあるのだと思います。

つまり、FXでエントリーした際に、3,000円程度の損切であれば冷静な判断が出来、

次のエントリーを改めて戦略をたてて実行できる余裕があります。

 

5,000円を超える損切をすると、冷静な判断が出来ずになり、

なんとかして取り返そうと、無茶なエントリーを行う事が多いことにある時気が付きました。

 

ですので、エントリーする際に、かならず5,000円以上の損切にならないように

ロット数を調整するようにしています。

 

皆さんも、自分がどのくらいの金額であれば冷静な判断を保てるか確認するとよいと思います。

その1つの判断基準が、最初に話した、

品物を購入する際の金額に現れるのではないかと考えています。

 

まとめ

FXで証拠金以上のマイナスが発生する可能性はあり、借金してでも返済しないといけない事はあります。

ただし、借金する可能性が高いのは

FXでの相場状況よりも、マイナスを取り返そうと自ら借金するパターンが多いようです。

 

冷静な判断が出来る範囲の余裕資金でFX投資を行いましょう。

また、強制ロスカットが効かなくなる可能性がある場面では

極力ポジションを保有しないようにする事で、リスクは減らす事が出来ます。

 

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