FXの分析の王道でもある「移動平均線」を使ったトレード手法を検証してみたいと思います。
移動平均線とは
今更説明するのもなんですが^^;
ある機関の終値の平均値を求め、その平均値をつないで線にしたもの
この赤の線と緑の線ですね。
「ある期間」というのは、設定で変更する事が出来ます。
この画像の場合、赤の線が期間25、緑の線が期間75となっています。
移動平均線の基本的な考え方としては、
現在のレートが移動平均線より上にあると、買い優勢。
現在のレートが移動平均線より下にあると、売り優勢。
と判断されます。
ある期間の平均値よりどっちにあるかになりますので、
「平均より上にあるなら上がっていくだろう!」
ってな考え方ですね。割と単純^^;
後は、移動平均線の傾きを見て判断したりする事もあります。
それは、移動平均線の傾きに注目するのです
移動平均線が右肩上がりであれば上昇トレンド
移動平均線が右肩下がりであれば下降トレンド
といった具合です。
ゴールデンクロスとデットクロスとは
移動平均線を使った基本的な戦略として
ゴールデンクロスとデットクロスを使ったものがあります。
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けた場面
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けた場面
ゴールデンクロスが起きたら買い
デッドクロスが起きたら売り
といのが基本戦略になります。
ゴールデンクロスとデットクロスの手法をEA化して検証してみよう
では基本戦略通りの手法で検証してみたいと思います。
USDJPYの5分足。期間は17/1/1~18/12/31の2年間です。
2本の移動平均線は、期間25と期間75です
おぉ~右肩下がり^^;
プロフィットファクタ0.91
大負けはしてないですが、こんなに単純なルールだと勝てないですね。
そんなに甘くない事がよくわかります(笑)
実際のエントリー場面を見てみましょう!
ゴールデンクロスもデットクロスもどちらもエントリーしてるタイミングは悪くなさそうです。
セオリー通りデットクロスが起きたら、しばらく下方向に
ゴールデンクロスが起きたら、しばらく上方向に動いてますね。
決済のタイミングが悪そうなので、そこを改善してみましょう!
決済のタイミングを短期移動平均線のクロスに変えてみる
決済のタイミングを期間10と期間25のクロスに変えて検証してみたいと思います。
プロフィットファクタ 0.81
悪化してしまいました。。。
先ほどの場面は、いい場所で利益確定できてますね!!
短い期間でのクロスで決済するようにしたため、大きなトレンドに乗った勝ちがなくなってしまい
トータルでは悪化したようですね。
■平均勝ちトレード
変更前:2.49
変更後:1.54
通貨や時間足を変えて検証してみる
USDJPYの15分足です
日足レベルでトレンドが起きてる期間は、プラスになってますが、
レンジ相場に入ると負けてますね。
EURUSDの15分足です。
おっ!!プラスになりましたね!!
プロフィットファクタ:1.08
やっぱりトレンドが出やすい通貨が向いてる戦略のようですね。
ドラストFXのドラゴンアローでトレンド方向の判定を追加してみる
↓さらに改良
プロフィットファクタ:1.19!!
おぉ~なかなか良い数値に。
なんの条件を足したかと言うと、
追加条件:ドラストFXのドラゴンアローと同じ向きだけにエントリー
左側の枠内の赤色の大きな矢印ですね。
ドラストFXのドラゴンアローはトレンド方向を示してくれるので、
この矢印の方向にエントリーするようにすると、トレンドに逆らうことなくエントリーできます。
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いろいろ検証してご報告していきたいと思います。
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そうすると、あとで振り返る事が出来ます。
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けど、この4つの記録を残すのって意外と面倒じゃないですか?
スイングトレードで週に1回とかしかエントリーしないのであれば
たいした作業ではないですが
スキャルピングで一日に何回もエントリーするとなると・・・
そこで、この4つの印を自動で作成するインジケーターを作りました!!
その名も「SEI_Entry」
システムエンジニアの管理人が作ったインジケーターSEIシリーズです!!
・エントリーした方向の矢印
・決済した場所にバツ印
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矢印をつける作業時間が無くなった分、検証の時間に使う事が出来ますよ!
ただ、
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って人もいますよね?
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この数字を変える事で、好きなオブジェクトに変更できます!
チャートのバックカラーの設定なども、みなさん違うと思いますので
もちろん色もお好きな色に変更可能!
↓オブジェクトの対応表はコチラ
https://docs.mql4.com/constants/objectconstants/wingdings
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